MEMBER 社員紹介
機械の観察とお客様との
コミュニケーションを通して、
不具合を事前に見抜く。
入社の決め手
前職は厨房機器メーカーの営業をしていました。包装機のメンテナンス経験はありませんでしたが、過去の職歴やメーカーでの経験を生かせるのではないかと思い、当社を志望しました。
メーカー時代、食品・給食工場、病院を担当する中で、栄産業の名を何度も耳にしました。高知県内では歴史のある食品梱包資材専門商社で、地域に根を生やし、地元企業と信頼関係を築いている実直な会社という印象があり、入社前から魅力を感じていました。入社後に機械営業に就き、改めて地域と深いつながりのあることを実感しました。
現在の仕事内容
納品した包装機の点検やメンテナンス業務、新規提案、買い替え提案を行っています。お客様の業種や機種にもよりますが、1~2カ月に1回、半年に1回と定期的に訪問しています。
以前は機械が故障したときの「緊急対応」が中心でした。緊迫した状況に修理担当者も焦ってしまい、なかなか修理が進まないこともありました。「これではいけない。緊急コールがあってから訪問するのではなく、日頃からお客様とコミュニケーションを取り、不具合を事前に見抜くことが大事だ」と考え方を転換しました。
最新の機械はモニターに不具合が表示されますが、昔の機械は不具合があると正常時と音や動作が微妙に変化します。日頃から機械の「正常な状態」を観察しておくことで変化を感じ取ることができます。毎日機械に触れているお客様の方が変化に気づきやすいので、ささいな話から気になっていることを聞き出せる関係性づくりも大事にしています。
仕事をする上で
心がけていること
いろんなジャンルのお客様がいますが、お客様に感謝される対応を日々心がけています。
当社のお客様は毎日製造をしているため、機械が常によい状態で運転できることが重要です。壊れたものを修理して喜ばれることも大事ですが、壊れないように状態を保つことがお客様に評価される大事なポイントだと考えています。機械の修理に関わるようになり、お客様から安心して任せてもらえる存在でありたいと強く思うようになりました。
栄産業の仕事の魅力
機械トラブルが発生したときに敏速に対応するのは当然ですが、処置後にお客様から感謝されると、やはりうれしいです。また、お客様に提案した機械や機械のレイアウトが認められたときには、成長ややりがいにつながります。
レイアウト提案の際には、製造に携わる従業員の声を重視し、従業員の使いやすさを実現できるように配慮しています。社長が独断で機械を決めてしまい、導入後に従業員から「使いづらい」「動線が悪い」という声があがる経験もありました。社長と従業員の間を取り持つことも今自分に求められている役割になりつつあります。
これからの目標、
挑戦していきたいこと
入社して10年、お客様から「こういうことを考えているが、どのように進めたらよいか」と総合的な提案を求められるようになりました。
お客様のやりたいことが実現できるようにサポート力をさらに向上していきたいです。
現在は梱包機械に限らず、食品に関わるあらゆる機械を扱っています。商品開発や製造のアドバイス、HACCP(ハサップ)などの衛生管理のサポートをすることも増えてきました。また、収益に悩むスーパーには、外商や食品自販機向けの商品づくりなど、収益を上げる新規事業を提案することもあります。
そのためには、ライバル企業やメーカーとの情報共有も欠かしません。新しい情報を蓄積することで、お客様が本当に必要とする、競合他社よりも一歩抜き出た提案をすることができると考えています。
1日の仕事の流れ
- 8:15
- 修理コールの確認やメールチェック、機器の見積や提案書類の処理
- 10:00
- ユーザー先への訪問(点検・メンテナンス・提案・商談等)
- 12:00
- 昼食(メーカー等とランチミーティングもたまに行う)
- 14:00
- ユーザー先への訪問(点検・メンテナンス・提案・商談等)
- 16:00
- ユーザー先への訪問(点検・メンテナンス・提案・商談等)
- 17:15
- 帰社後、日々の活動を振返りながら社内処理。明日の準備を行い退社。