CROSSTALK 営業 × 企画
お客様の笑顔につながる仕事を目指して。
トータルプランニング力も栄産業の強みの一つ。営業課・企画課、それぞれの連携もかかせません。普段どのように考え、業務にあたっているのか、営業と企画、異なる職種のメンバーで語り合います。
#営業 #企画 #オリジナルデザイン #お客様のパートナー
MEMBER
自分が思う営業のコツ
社内の営業さんの中で特にオリジナルデザインの案件が多いお二人にお聞きしたいんですが、普段どのようにお仕事をいただくのですか?
最初からオリジナル商品を作ってもらおうと考えて営業に行くことはありません。まずはお客様との信頼関係を築くことから始めます。
そうですね。私は容器やお箸など身近な商品のご提案からしています。そのうちに、お客様のご要望、お困りごと、やってみたい事をうかがえるので、それに添ったご提案をさせていただきます。
お客様と信頼関係を築いて、新しいご提案として「オリジナルの商品も作れますよ」とおすすめしてみる感じです。
なるほど。まず第一にお客様との信頼関係の構築が大切なんですね。そのあとは私たちも知っている流れでしょうか。営業さんにお客様のご要望をヒアリングシートを書いてもらって、それに沿ってデザインをしていく……
デザイナーが直接お伺いしたほうがスムーズに進む場合は、打ち合わせに同行することもありますよね。
はい。大まかな仕様が決まったらお見積もりとデザインの打ち合わせをしてご注文いただく流れですね。
今までにどんなものを作ってきたか、その中で印象に残っていること
今までいただいたお仕事ではシールとフィルムのデザインが多いですよね。
オリジナルのシールは既製品に貼り付けるだけで、手軽に特別感を出しやすくて、いいですよね。
もっといろいろなオリジナル商品のお手伝いが出来ることを知ってもらいたいです。
はい。私ももっといろいろなデザインに挑戦してみたいです。
多種多様なお客様のご要望にお応えしていくうちにできることは増えていきますよね。
そうですね。ここ数年のうちにオリジナルの箸袋や掛け紙、のぼりのデザインのご依頼がいただけることが増えました。
本当にできることが増えましたね。
最近ではアルミ袋や化粧箱のデザインのお仕事もありましたよね。
袋へのデザインのご依頼といえば紙袋やレジ袋がほとんどだったので、アルミ素材ならではの光沢のある表現技法に苦労しました。初めてデザインしたときのことは今でも強く印象に残っています。
自分が思うデザイン制作のコツ
営業面の話はしましたが、企画課さんのデザイン制作のコツを教えてください。
漠然としたイメージでご依頼いただくことが多いので、そのイメージを固めるために、まずはベースとなるデザインを制作して、お客様のご希望をお聞きしながらブラッシュアップしていきます。
目指すデザインの方向性を明確にするところからスタートですよね。そういう場合、私はテイストが違うデザインを2,3案制作して、よりイメージに近いのはどちらかをお客様に聞くようにしています。
その案を出すためにも普段から表現の幅を広げています。インターネットで色々なデザインを見て勉強していますが、私は趣味のアニメからインスピレーションをもらうことも結構あります。
アニメから?ちょっと想像できない……具体的にはどういったところを見て吸収していますか?配色とか構図?
配色や構図はもちろん、表現力を見ています。
パッケージデザインにアニメの表現力を……?
個人の感覚的なところなので上手く言葉では伝えにくいですが、常に新しい表現を生み出し続ける所はデザインもアニメも共通するものがあります。私はそれを表現力に変えるように工夫をしながら日々デザインをしています。
そうなんですね。私は本の装丁が好きでよく見ています。装飾や文字の置き方、中身の良さを表紙で表現するところなど、デザインの構成がパッケージデザインに似ていると感じます。あとはSさんと同じで、インターネットと書籍で情報をチェックしています。
お互いに尊敬できる部分
企画課さんは、二人とも全く違うテイストのデザインを頭を切り替えて作れるところがすごいですよね。
ね!こちらの「こうしてほしい」というイメージを汲み取ってデザインしてくれるところも。
私は、営業さんのコミュニケーション能力が高いところを尊敬しています。Hさんは朗らかで、スルッと懐に入ってくる感じ。
営業でお仕事をもらってくることがすごいと思います。
Mさんは説得力がある提案ができるところがすごいです。何かあった時に積極的に手をあげるところも尊敬します。
そういえばMさんは以前地元のイベントに関わっていましたよね。あれはお客様との繋がりで参加したんですか?
お仕事のご縁もあり、地域貢献にもなるので。楽しんで参加させていただきました。
営業課、企画課の魅力
普段関わることがない方たちとの出会いが営業職の魅力ですね。全く違う業種の方とパートナーになれる、商品を作るお手伝いができるというのは営業ならではの楽しさです。
確かに、人脈が増えるという魅力があります。他にも、大きなお仕事が決まるとお客様や会社に貢献できたという達成感を感じます。
あと、自分が携わった商品を日常で見かけるとうれしくなります。
企画課も、自分が携わったデザインが生活に欠かせない食品などのパッケージとなってより身近な場所(スーパーなど)で手に取ってもらえるという嬉しさがあります。
実際に出来上がったものを手に取る瞬間は毎回感動します。
何よりもデザインをご依頼くださったお客様の喜ぶ顔を見られることが一番の魅力です。
もっともっと、お客様のうれしいの声が頂けるように、協力してよいものを作っていきましょうね!!
はい。これからもよろしくお願いします。